M&A(企業買収)に物申す

最近、ほりえもんの顔に相当疲れが見え始め、
インタビュアーにも切れ気味の彼です。
彼はもっぱら「株主に大して失礼じゃないですか?」とか、
「株主を軽視しすぎですよ!」と言っておりますが、
なんかよく分からんが、物申す!

時代の流れ

諸外国に遅れること十数年。M&Aの波はいよいよ日本にもやってきました。
ほりえもんは、その先駆けであるといっていいでしょう。
さらに遡る事1世紀。株式会社というもの始まりまで遡ると、
もともとは、資本を持った人にお金を借りて、船に積荷を載せ
航海をして利益を上げる。その利益を分配するということから
株式という考えは始まったはずです。
出資者はお金を持っているということのみ。
個人であれ、なんかの会社であれ誰でも構わなかったでしょう。
この時代では、その船を支配することになんの利益もないのですから、
買収という概念はなかったはずです。
ところが時代が変わり、買収することでより利益を上げようとする
者達がでてきたわけです。

ずばり言うわよ

私の意見はずばり「M&A反対」です。
マネーゲームだと専ら言われていますが、それは法律の問題なんだと思います。
企業支配を目的に売買を行うことに、もう少し規制があってもいいはずです。
もともと資金提供者はありがたい存在ですが、
金を出せば何をしてもいいというのでは、ちょっとおかしいじゃないですか。
会社を経営するとは、「一国一城の主」になることだ。
っていう表現があるくらいのもんで、本当に”主”なんですよ。
それなのに、いきなり買収されて、お前経営者を辞めろと言われても
納得できるはずがありませぬ。
会社は、製品やサービスを提供するものであって、製品ではないんです。
ましてや天下の公器。
モラルという尺度も必要とされて欲しいものですね。
甘っちょろい事言ってるのは百も承知ですが・・・
最近夜中に更新するとこんな感じの日記ばっかになるなぁ。