手術当日

術後の嘔吐防止のために、前日夜九時から断食を迫られる。
水分ももちろんだめ。
 
朝8時半ごろ先生が来て、でっかい点滴を打っていく。
どえらいところに打ちやがってからに、とんでもない痛みが。
その後、12時を過ぎた頃さらにお注射をお尻に。
これがまた、筋肉注射で痛いのなんのって・・・。
その後手術室へ。
患者を運ぶ自動運搬機が朝に故障したらしく、
自分で手術台へ登れと言われる。
手術室で出会ったナースさんに心を奪われてたら、
数秒して意識を奪われた。(点滴に麻酔を入れられる)
 
気づけば病室にいた。
頭、口、頬、足、のどが痛い。
特にのどが痛い。
唾液が血だらけ。
たまにでるタンも血のかたまり。
手術中に呼吸のために肺に呼吸管を入れるため、
のどが炎症したらしい。
熱は39.5℃、全身が熱い。
腕以外、まともに動かない。よって動けない。
 
その後翌日の朝まで寝たきりの状態で点滴が続いた。
痛みでほとんど眠れずに悶えた。
痛み止めを飲むか聞かれたけど、
僕は意地っ張りなので、痛み止めはもらわずに我慢した。
ひたすら我慢。