話し合いは大事だ

こんな話を。

20代のエリートサラリーマンが転職先で報酬や待遇について相談しています。
 
会社「課長として迎えよう。1000万円でどうかね?」
男「正直残念です。1050万円は頂けると思ってました。」
 
望んだ50万円の差額は、課長という肩書きに対しての不満だったようです。 
話し合いの結果、課長として1025万円で報酬が決定しました。
さて、この場合両者共に望んだ結果ではなかったわけです。
では、どうすれば良い解決ができたでしょう?
 
実は、両者によく話を聞くと、
会社は優秀な人間を1000万円で雇いたくて、
男は次の転職に有利なように部長の肩書きが欲しかったのです。
そう、正解は「部長として1000万円で雇う」です。
これであれば、両者共に納得したことでしょう。
 
ここで問題だったのは、両者共に妙な遠慮をしたことにより、
本心を語らず妥協してしまったということです。
互いの利害関係をハッキリさせることで円満に解決する策を見つけることができたわけです。
 
この話を聞いて、私の期待以上に多くのことに気付く人もいるでしょう。ふふふ。
話し合いって大事ですね。以上。